デートの作法

初デートの誘い方

真剣な恋人を作りたい人も、セフレを作りたい人も、初デートの誘い方は同じです。

但し、その初デートの誘い方が、みんな間違っているんです。

頭では分かっているつもりでも、セフレを作りたいという本能を隠しきれずに、焦って、ボロが出てしまう男性が多いんですね。

だから、上手くいかないんです。

目の前に、男性との出会い、男性とのデートを欲している女性が溢れているのに、デートさえ出来ないなんて、手段が間違っている以外の何者でもないですよね。

だから、初デートの誘い方が重要になってくるんです。

最初に結論を言うと、初デートをOKしてもらえる誘い方のコツは、デートに誘わないこと。

ちょっと矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、これが事実なんです。

どういうことなのかと言うと、セフレにしたいと思ったお相手にいいねをして、マッチングが成立し、メッセージのやりとりが始まると、そのお相手が手の届く存在に見えますよね。

別の言い方をすると、もう既に自分のものになったような、セックスをOKしてくれたような、そんな錯覚に陥るんです。

確かに、マッチングして数回のやりとりを経てデートに漕ぎ着け、その流れでセックスしてしまうパターンが存在するのも事実です。

でも、そんなパターンは極めて稀で、普通の一般人女性なら、すぐにセックスを許したりしないんです。

マッチングアプリでセフレを作りたいなら、とにかく、初デートに誘うまでに時間をかけること。

焦らないことが、最も重要なポイントなんです。

でも、いつまで経ってもデートに誘わなかったら、永遠に初デートが出来ませんよね。

もちろん、誘うべきタイミングがあります。

それは、お相手の女性とマッチングしてから、数週間、場合によっては数ヶ月かけて、十分にメッセージのやりとりをした後で、お相手の女性が「なぜこの人は自分をデートに誘わないんだろう」とか、「そろそろデートに誘って欲しい」「直接会って話してみたい」という風に、女性の側がデートをしたいと思い始めるまで、粘るんです。

つまり、立場が逆転するまで、時間をかけるのが、正解なんですね。

もちろん、何週間も何ヶ月も、ダラダラとつまらない世間話をしていても、相手に飽きられてしまいます。

ちゃんと、一通一通のメッセージをしっかり吟味し、お相手の女性から見て、安心感、信頼感、大人の余裕を持っている人物であるということを匂わせなければなりません。

具体的な内容については前の記事でお話したのでここでは繰り返しませんが、内容の伴うやりとりを続けていれば、どんな女性だって、「そろそろデートに誘って欲しい」「直接会って話してみたい」と思う時が来ます。

そこまで時間をかけて、焦らして、いよいよ初デートに誘うべきタイミングが訪れたと思ったら、次のキラーワードを使ってください。

それが、食事の話題です。

好きな料理やお酒を、ただ質問するだけでいんです。

誰だって、好きな料理の一つや二つはありますよね。

好きな料理やお酒が一つもないという人は、世の中にいません。

でも、料理の話題を振ると聞いて、そんな話題はマッチングした当初にとっくに聞いているよ、という人がいたら、それは失敗パターンです。

なぜなら、初デートに誘える決定的な話題を、やりとりの初期の段階で使い果たしてしまったということだからです。

では、なぜ食の話題がベストなのでしょうか。

それは、好きな料理やお酒を質問すれば、デートをする根拠が生まれるからなんですね。

ちょっと考えてみてください。

マッチングアプリで出会い、メッセージのやりとりをしているお相手を、あなたがデートに誘うとします。

例えば、「とりあえずお茶しませんか?」とか、「お酒でも飲みに行きませんか?」とか、どんな誘い文句でもいいですが、誘うとしますよね。

でも、お相手の女性にとって、そのデートにわざわざ行く理由がないんです。

「なぜあなたと会ってお茶するの?」「なぜあなたとお酒を飲むの?」という、「なぜ」の部分に答えを提示していないから、違和感があるんですね。

では、逆はどうでしょうか。

メッセージのやりとりの中で、好きな料理の話題を振ってみるとします。

そこで、例えば、お相手の女性がイタリアンを挙げたとしましょう。

そこですかさず、「イタリアンのすごく美味しくておしゃれなお店があるので、ご馳走させてください」と言うんです。

あなたとデートをする「理由」になってますよね。

つまり、初デートに誘うためには、顔を見てみたいとか、会って話をしてみたいという男性側の身勝手な都合だけではなくて、お相手の女性にメリットを与えなければいけないんです。

逆に言えば、美味しくておしゃればお店で奢ってもらえるというメリットがあれば、お相手の女性にとっては、「ハズレかもしれないけど損はしないから行ってもいいかな」という心理状態に持っていけるのです。

これが、初デートをOKしてもらえる人と、そうでない人のたった一つの違いだったんですね。

ちなみに、近年では、味が美味しいとか、場所がおしゃれであるというだけでなく、インスタ映えするかどうかという点も非常に重要視されます。

例えば、モデルの○○さんがインスタにアップしていた、なんて情報を一言を加えれば、女性は喜んでデートに来てくれるはずです。

もちろん、初デートで行くレストランを自分でおすすめする以上は、そのお店に行ったことがなければいけません。

本当によく行くお店ならベストですし、もしも行ったことがないなら、ディナーよりも安いランチの時間に一人で下見しに行くのも良いでしょう。

お店をおすすめするんですから、お気に入りのメニューの一つも言いたいところです。

デートの場所や時間、服装は、基本的にセフレ目的でもごく普通の出会いでもそれほど大差はありません。

初デートなんですから、初回はただの顔合わせと捉えて、せいぜい2時間程度を見ておくのがベストです。

ディナーの場合は遅くとも19時にはお店に着きたいですし、警戒心を和らげるためにはランチを狙うのもベターです。

ランチでもディナーでも、必ず予約を取るということは忘れないでください。

初対面の女性を連れてお店まで行き、予想外に混んでいて、列に並ばせるなんてことをしたら、2回目のデートはないと思っていいでしょう。

服装は、高級なアイテムである必要はありません。

高級感よりも、清潔感がモテます。

極端な言い方をすれば、シンプルに上手くコーディネートできていれば、ユニクロだって全然OKなんです。

それよりも気をつけるべきなのが、ヘアスタイルや爪、靴といった、細かいディテールの部分です。

洋服が多少安っぽくても、美容室でカットして間もないすっきりしたヘアスタイルに、ワックスで軽く整えて清潔感を出している方が、よっぽどモテます。

爪や靴を綺麗にしておくなんて、人として当たり前のことですよね。

さて、ここまでしっかり読んで理解しておけば、初デートに誘う段階から、初回デートを成功させるまで、一通りの心構えが整ったと言えます。

但し、ここから解説するNG会話、NG行動だけは、絶対にしないように注意してください。

セックスをするどころか、2回目のデートさえしてくれなくなるでしょう。

うまくいかないNG会話

初デートに誘う口説き文句として、焦りがあるのが一番NGだと言いました。

焦りがNGというのは、デート中の会話にも同じように当てはまります。

そんなデート中のNG会話とは、ずばり、下心が見え隠れするワードなんですね。

もちろん、マッチングアプリという場で出会って、メッセージのやりとりを重ね、実際に対面のデートまで漕ぎ着けたのなら、お相手の女性は脈ありと言えます。

でも、初デートというのはあくまでも顔合わせであって、お相手の女性というのは、「この人にこの先も期待する価値があるのかな」という、見定めの期間なんですね。

だから、そんな値踏みされている状態で下心を見せてしまったら、ただのヤリモクと見なされて、2回目のデートはないでしょう。

だから、口説くためにデートをしているのに、デート中に口説いてはいけないんです。

具体的には、下ネタが最もNGな会話であり、また、知り合ってからの期間が短いということを考慮し、プライベートな会話もNGと考えておくべきなんです。

プライベートな会話とは、住んでいる街や駅名、会社名、地元の具体名や学校名などがそれに当たります。

繰り返しになりますが、初デートという場は見定め、値踏みの期間であるため、逆に言えば、初デートで切る相手をふるいにかけているとも言えるんです。

だから、会話の内容なんて、無難な世間話でいいんです。

事実、初デートを終えて2回目に繋がるパターンと繋がらないパターンとの違いって、会話の内容なんて全然関係ないことがほとんどですから。

では逆に、初デートで好まれる話題はどのようなものがあると思いますか?

それは、2回目以降のデートや、その先の将来を真剣に考えているということを、匂わせる話題になります。

具体的な例としては、お相手の恋愛観や結婚観、仕事観のような、人生観を問う質問を、何気ない世間話の合間に織り交ぜるのがよいでしょう。

なぜかと言うと、このような質問をしてくるということは真剣な交際を考えている証拠でもあり、少なからず、ヤリモクではないということの証だからなんですね。

マッチングアプリという出会いの場を介しているという性質上、初デートに漕ぎ着けたからといって油断は禁物。

セフレを作りたいなんて、一瞬たりとも匂わせてはいけないんです。

それは、次に説明する、NG行動にも通じます。

うまくいかないNG行動

初デートにおける作法の基本は、焦らないことだと言いました。

それは、行動にも通じます。

つまり、セフレが欲しい、セックスをしたいという下心が透けて見える行動が、NG行動なんです。

例えば、ボディタッチなどもってのほかですし、会話をするときにやたらと接近したり、いやらしい目で見つめるなんて完全なNG行動だと思ってください。

お相手の女性がどんなに巨乳でも、服の上からでも直視してはいけないんです。

逆に言えば、それの真逆の行動をすれば、それがそのまま好感度の高い行動になるんです。

つまり、ボディタッチどころかちょっと距離を開けておくとか、会話をするときにきちんと間隔を保つとか、明るく爽やかに相手の目を見るといった、ごく当たり前のことだけ気をつけておくだけでいいんです。

女性というのは、男性の方からアピールしなくたって、隅々までチェックしています。

デート中は、男性の一挙手一投足を見て、信頼できる人間なのか、大人の余裕のある人間なのかをチェックしています。

もっと言えば、この男性を恋人の候補としていいのか、結婚相手の候補としていいのか、それをチェックしているんです。

会話で使う一言一言や、ファッションからにじみ出るセンスとゆとり。

それを使ってアピールするべきで、自分の方から口説こうとすればするほど、評価は下がっていくんですね。

デートという場は、焦る場ではなく、焦らす場です。

2回目のデートを期待させる場であり、次への期待を感じさせたら、勝ちなんです。

それが、セックスに繋がる最短距離だったんですね。

それでは、具体的に脈あり・脈なしを見分ける方法や、セフレを作るために大切なポイントを、発展編でご紹介していきます。

●マッチングアプリでセフレを作る入門


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